事実は小説よりも奇なり~青虫くんとの出会い編~

JUST(ジャパン・ユニバーサル・スピリチュアル・セラピー)をやっていると、「事実は小説よりも奇なり」ということに、たびたび出会います。

セッションの中でペンデュラムが示すものにびっくりすることは、もはや日常茶飯事。

クライアント様のご相談自体が、不思議体験の場合もあります。そしてそのクリアリングをさせていただくことによって、驚きは倍増していくのです。

ファンタジーのようなお話だったり、奇怪なお話だったり、もうね、目が丸くなり過ぎて、本当に、事実は小説より、映画より、アニメより、「奇」なんだなあと、すっかり世界観が変わりました。   

ちょっと不思議な内容の本を読んだり、映画やドラマを見たりした時、「これはあり得るお話かも」「これは事実に近いのでは?」と思うようになりました。

私自身が過去世でファンタジーの世界と関わりが深かったため、どうやら同じような傾向のお客様とご縁を呼び寄せ合っているようです。

 

今回、クライアントの女性A様から、童話になりそうな内容のご依頼をいただいて、クリアリングしたところ、これまた驚きの過去世が出てきました。

現実にこんなことが起こっているなんてすごいなあ、この素敵なストーリーを、ノンフィクションとして、ブログをお読みいただいている皆様にぜひ紹介したいなあと思い、A様におうかがいしたところ、「ぜひともどうぞ」とご快諾をいただき、連載でお届けすることにいたしました。A様、ありがとうございますm(__)m

第1回の今日は、「青虫くんとの出会い編」として、A様のご相談内容の文章を、そのままご紹介させていただきますね。(掲載許可をいただいております)

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相談内容は、夏の終わりに家の近くで出会った、小さなアゲハ蝶の青虫の魂を成仏させて、私の後悔と罪悪感を手放すことです。

この青虫と出会ったのは、私の過去世から引きずる恋愛パターンに何か関係があるのかな?と思いました。実は、アメノウズメの命のエネルギーが入った、恋愛に効くマジカルオイルを購入して、この出来事に出会いましたので。

昨年の夏の終わり、私は勤めていた会社を失意のうちに辞めて、就活をしていました。そんなとあるまだ暑い土曜日の午後、マジカルオイルのお金を振り込みに、母と一緒に街中へ向かっていました。家から最寄り駅へ向かう細い路地裏を歩いていると、エメラルドグリーンの小さな青虫が倒れていました。


私はなぜか、蝶が小さな時から大好きでした。飼って育てていたこともあります。散歩中に道路を横切る青虫を手に乗せて、安全な場所に置くこともたまにあります。

そのアゲハ蝶の青虫は、弓なりの形で、蛹(さなぎ)になろうとしたところを、風か人間の悪意で吹っ飛ばされたのか、ぐったりと弱りきって、体が斜めに少しゆがんでおりました。でも意識はしっかりしていて、前足をパタパタさせておりました。

道路は蟻も多いし、足も退化していますから、車や人間に踏まれてもいけません。その青虫の落ちていた家の塀の門の上にそっと乗せることも考えましたが、日差しが強いし、干からびたり、風でまた飛ばされたりしてはいけないので、連れて帰ることにしました。

いったん私は塀の上に乗せていましたが、手のひらに移そうとした時、青虫が嫌がり、塀の上から落ちてしまったのです。ただでさえ弱っているのに、砂利の上に落ちた衝撃で、青虫はしばらく痙攣をおこしていました。本当に申し訳なかったと思います。そしてそのまま弱った青虫と電車に乗り、100円ショップで紙の箱を買い、母と用事を済ませ、街から帰宅しました。帰りの父の車で青虫をのぞくと、青虫も私を見ていました。



暗い静かな部屋に置いて休ませ、翌日見ると、青虫は動かなくなっていました。体には蛹の硬い殻が覆い始めています。でも何日経っても、顔の殻が取れて完全な蛹になることはありませんでした。青虫が蛹になるために、私なりに尽力しましたが、力尽きてしまったようです。変色して黒くなり始めた青虫を見て初めて、この子はもう亡くなったのだとわかりました。

変わり果てた姿にショックで、蝶を夢見ながら亡くなっていった青虫を思うと、私はまるで我が子を亡くしたように、泣いてしまいました。小さなお葬式をして、庭にお守りと一緒に埋めて、白い小さな花を毎日さしてあげました。私は毎日泣いていました。

青虫の魂が、私の枕元に現れました。お礼を言っていたのかもしれません。でも塀の上から誤って落としてしまいましたし、結局亡くなってしまいましたから、私を憎んでいるのかもしれません。毎日ハートチャクラや全チャクラがとにかく窒息しそうなくらい苦しく、青虫に憑依されてしまったかなと当時は思いました。そして、チャクラが苦しく、私自身元気が出ないので、フラワーエッセンスを何個か飲むことにしました。

飲み始めた日の明け方、夢の中に、俳優の○○さんに扮した青年が出てきました。私の部屋で、正面を向いたまま、右手だけ私の手を握っていました。見知らぬ女も横にいました。たぶん、蝶は右と左の羽でスピリチュアルなエネルギーが異なる、2つで一つの魂と聞いたことがありますので、拾った時、ゆがんでいた方の体が癒されていなかったのかなと思います。見知らぬ女は、彼の片方の体を現していたのかもしれません。森の中でにらみながら、穴の上から私に土をかけてきました。

それから夢の中で私達3人はタクシーに乗り、公民館のような場所で降りました。青年が、「君はどこに勤めているんだい?」と聞きました。「○○だよ(本当はもう辞めましたが)」と私は答えていました。そこで目が覚めました。その時どこからともなく、「僕のことはもう気にしなくてよい」と聞こえました。

俳優の○○さんは、青虫の魂だったんだなとふと思いました。アゲハ蝶はアルクトゥールス星と縁が深いと聞いたことがあります。パソコンをしていた時、「君と僕は過去世で恋人だったんだ」とテレパシーのようなメッセージが来たこともあります。それからまもなく私は、大きな会社2つに拾われました。どちらも私の職歴では入れないような職場でした。青虫がお礼に力を貸してくれたのかなと思いました。

冬が来てある朝、電車で通勤していた時、私は席に座りながら、青虫の魂について考えていました。そしてパッと顔を上げた時、たまたま前に立っていた人の鞄のキーホルダーに、「君に出会ったことを忘れない」と刻まれていたのです。


この青虫くんと私についての浄化をお願いいたします。私が心配で成仏できていないかもしれません。いつもそばにギュッとくっついて離れない感じがします。私の男運が悪いこととか、何気に心配している気がするんですよね。青虫の傷ついてゆがんでしまった体や魂を修復して、来世は元気な蝶に無事生まれ変われるように、サポートをお願いいたします。私はもう大丈夫だよと、伝えていただけたらと思います。

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第1回はここまで。
第2回に続きます。

 

第2回はこちらです。
→事実は小説よりも奇なり~青虫くんとの過去世~ 

2020年07月11日 | Posted in 事実は小説よりも奇なり | タグ: , , , Comments Closed 

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