事実は小説よりも奇なり~妖怪クイーン~

連載でお届けしています。
第3回の今日は、「妖怪クイーン」です。

(第1回を読まれていない方はこちらをどうぞ)
→事実は小説よりも奇なり~早く人間になりたい~

(第2回を読まれていない方はこちらをどうぞ)
→事実は小説よりも奇なり~多次元に入れ替わる家~

 

「妖怪シェアハウス」状態となっていたT様のご自宅。クリアリング1回目で多次元への出入口を封鎖したところ、今度は深夜の4時間だけ、家がまるごと多次元に入れ替わる状態に変化していたことが発覚した、というのが前回の内容でした。

それと同時に今回のクリアリングでは、お母様だけでなく、娘さんであるT様の原因もクローズアップされてきました。

過去世において、妖怪その他ユニークな存在達と暮らしていたことが、お母様269,009回、T様1,578回。お母様は妖怪のクイーンだったこともあり、その時T様がクイーンの妹でした。お二人とも妖怪と暮らすことが、習慣化してしまっていたのです。


妖怪と暮らす習慣度、お母様が100%、T様が87%、この習慣が脳と脳神経のすべてにしみついていましたので、お二人からしみつきを除去しました。

お母様の「多次元や妖怪達をコントロールするプログラム」と「クイーンでいたいプログラム」をクリア。妖怪達のクイーンでい続けたいという思いが、この状況を長引かせている一因となっていました。過去世でのお母様へのうらみから、このプログラムを助長していた時空の精霊がいましたので、その処置も行います。

またお母様には、「愛の線」がありませんでした。「愛の線」とは、体から魂につながる線のことで、平均3本あります。霊的に成長するとさらに増えていきますが、ゆがんでいたりブロックされていたりすると、心にも体にも影響します。お母様の「愛の線が消えてしまうプログラム」をクリアし、新しく3本の「愛の線」を作りました。

 

そもそもお母様は、なぜ多次元に生きていたのでしょうか。

 

それはお母様が、この次元の現実を見て見ぬフリしたいと思われていたためでした。現実への不満や、現実と向き合うことへの恐れから、多次元に逃避していたのです。実際にお母様は、人間不信や社会への不満、人間関係のトラブルを抱えており、その件についても同時にクリアリングを行っていました。お母様と実母(T様の祖母)との親子関係のしがらみが、お母様をこの世の中で生きづらくさせるのに、大きく影響していることも出てきました。

妖怪騒動から始まりましたが、異次元の不思議ストーリーで終わるのではなく、人生テーマにつながっていたのです。現実で向き合うべきことに、ご自身がきちんと対峙する必要があるということですね。どんなクリアリングも、最後はたいていここに行き着く感があります。そこでご本人がきちんと向き合えるか、耳が痛いと無視してしまうかで、結果が変わります。

 

そしてこれは娘さんのT様も同じでした。妖怪と暮らすことを実は続けていたいというお気持ちが、潜在意識で38%あると示されました。理由はご自身の見える能力を確認し、その能力を武器として自分を強く見せたい、という思いがあったためでした。

「妖怪がいるのは嫌だけれど、実はこの状況を好んでいる」というT様の相反するエネルギーや、これに関するいくつかのプログラムを、この状態を助長していた一つ目小僧や時空の精霊など、T様に対して過去世からうらみを持っていた者達とともにクリアしました。

ご自宅に残っていた妖怪1,447名を処置。



T様とお母様が、多次元と交流するための鍵を、一つずつ持っていたこともわかりました。お母様は今回のクリアリングで、鍵を手放されました。T様にはご自身で意図していただく必要があるとのことで、もう妖怪や多次元の世界に関わらないとご決意の上、鍵を手放してくださいとお伝えしました。イメージで行うということですね。

 

第3回はここまで。
第4回に続きます。

第4回はこちらです。
→事実は小説よりも奇なり~半魚人の息子~

2021年09月10日 | Posted in 事実は小説よりも奇なり | タグ: , , , , , , Comments Closed 

関連記事