ハイセルフの導きとは

以前の記事で、ハイセルフを交代させる話を書いた所、SRT(スピリチュアル・レスポンス・セラピー)を受けられた方から、こんな質問をいただきました。
(ハイセルフの交代話はこちら  → ハイセルフとハイヤーセルフは別存在

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私のハイセルフは全員意識レベルが高いので、このままで問題ないということですが、ハイセルフに導かれている感じがまったくありません。私がこんなに苦しい人生を送っているのに、導いてくれず、高みの見物をしているだけとしか思えません。職務放棄されているとしか思えません。それでも彼らの意識レベルは高いのでしょうか?交代してもらえないのでしょうか?

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苦しい最中のお気持ちは、よくわかります。ですがご本人の希望によって、ハイセルフを交代させることはありません。そこで交代の必要はないことをお伝えしました。そしてこれは、私の判断というわけでもないのです。

ハイセルフの交代は、クライアントさんのご希望やコンサルタントの判断で行うものではなく、チャート3でハイセルフの意識レベルをチェックして、一番高いニューパラダイム以上になく、教育しても上がらない場合に、スピリットに相談した上で、実施するものだからです。スピリットとは、私達が大いなる神ととらえている存在のことですが、実はたくさんいる神様のうちの一人(この話はまた今度しますね)。


「人生が苦しいのは、ハイセルフがきちんと導いてくれていないからでは?」


そう思いたくなる気持ちも理解できます。ですが、「導く」ということの、そもそもの意味が、人生に苦しいことが何も起きないようにする、ということではありません。


今日は、同じような誤解をされているかもしれない方のために、ちょっと解説。


ハイセルフがどんなふうに私達を導いているかというと、本人の人生が、「生まれる前に決めてきた青写真に沿ったものとなるように」という観点からです。


魂の成長のために、肉体を持って生きている私達は、この世界でいろいろな経験ができるように、生まれる前に計画を立ててきています。

これが「人生の青写真」とか、「ブループリント」と言われているものですね。


転生間でプランニングルームに行き、自分自身で青写真を決めますが、ハイセルフもそこに立ちあっています。生まれてしまうと、自分はそのことを忘れてしまうので、計画した青写真に沿った人生となるように、ハイセルフが導いてくれるのです。


そして人生は、裏表の学びで構成されています。


裏側を経験することなく、表側だけを味わうのでは、魂の成長や学びにならないので、そのような青写真はほとんどありません。


よほど魂が若いとか、他の星から地球に見学に来ているだけといった魂なら別ですが、スピリチュアルに興味を持たれる方などは、古い魂が多いので、たいていは学びを深く得られるような、つまりは苦しい時期も経験する青写真を持ってきています。


ですからハイセルフは、高みの見物をしているわけではないんですね。


では人生のすべてが、もう青写真で決まってしまっているのでしょうか?

いいえ、そうではありません。


いくつかの機会だけが決まっていて、そこでどう反応するかは、自分で決められます。そして当然ながら、その結果で人生の方向が変わります。青写真は思ったより柔軟性も持ち合わせていて、実際に生きている間に、変更していくことも可能なのです。


けれど青写真を自分で決めたように、方向を変えるにも自分の意志が必要になります。ハイセルフが魂の意向を無視して、何かを勝手に行うことはありません。


裏側の時期にいるうちは、確かにつらいことでしょう。

その苦しみから抜け出したいのなら、

どうぞ人生のそのコインを、裏側から表側に、ひっくり返すと決めてください。


ハイセルフのサポートを、活かせるかどうかは、あなた次第です。

導きはあくまで導きであって、実際に人生のコインを表側に転換させるのは、本人にしかできないことだからですね。


でも自分自身で計画してきたことだから、必ず達成できるはずなのです!(^^)!

 

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2017年10月28日 | Posted in 人生の青写真 | タグ: , , , , Comments Closed 

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