神様たちの恋愛模様(後編)

前編と後編でお届けしています。今回は後編です。

(前編を読まれていない方はこちらをどうぞ)
→神様たちの恋愛模様(前編)


A神社を担当していらっしゃる男性の神様。自分ではその気がないのにモテる、そのため恋愛問題が仕事上で繰り返し起きてしまうというのが、お悩みの趣旨でした。

同じくA神社の担当だった女性の神様からの告白を断ったことで、その女性の神様が、仕事を放り出し、いなくなってしまった。もう一人の中性の神様まで、女性の神様と一緒に出て行ったので、残された自分一人では仕事が回らなくて困っている、とのお話でしたね。

さてパターンを解消するために、原因をみていくと、このテーマに関して、A神社の男性の神様へ、魂の父から遺伝されていたものが5つ。

「恋愛がらみで仕事関係の女性から拒否される」
「職場の人間関係で失敗する」
「女性への憎悪」
「対立によって葛藤する」
「女性への理解不足」

A神社で今回起こっていたこと、そのままですね。これら5つの遺伝子を、創造主様の杖の手法で、男性の神様からも、魂の父からも、消去しました。

次に出てきたのは、魂の母との関係性に起因する、A神社の男性の神様の「甚だしい女性への憎悪」です。A神社の男性の神様は、魂の母の胎内にいる時から、母の愛情を感じられない状態であり、母からの愛情不足をずっとうらみ続けていました。

A神社の男性の神様の魂の母は、子ども嫌いというタイプではありませんでしたが、夫(A神社の男性の神様の魂の父)との関係性が悪かったために、その子どもを愛することが難しかったそうです。遺伝子の5つの中にも入っていた通り、そもそも夫に「女性への憎悪」の思いがあったため、それが不満だったといいます。

A神社の男性の神様が、魂の母に対して持っていたエネルギー
「児童虐待された、つらい」
「誕生させられたことへのうらみ」
「母親が子どもに対して冷たい性格だったことがショック」
「魂の母からの愛情不足」


A神社の男性の神様の魂の母が持っていたエネルギー
「子どもを見守るのがつらい、精神的苦痛」
「自分は被害者」
「夫は冷たい性格だ、ゆるせない」
「夫が女性を憎悪していることが不満」


創造主様の杖の手法で、これらのエネルギーを消去し、親子間、夫婦間、双方すべての関係性が、ポジティブ100%、ネガティブ0%となるように、調整を行いました。



あるテーマでクリアリングを行っていると、それなら自分も言いたいことがある、と過去世での被害者が出てくることがあります。
A神社の男性の神様へのうらみを訴えたいという、そんな存在が二人、途中で現れました。

一人目:過去世で孫だった女の子

A神社の男性の神様は、この時、女の子の祖父でした。ですが「女性への憎悪」が潜在意識にあったため、孫といえども、愛することができませんでした。孫の女の子が残していたエネルギーは、「祖父から無視された」「祖父からの愛情不足」「祖父が寂しさを理解してくれない」です。

神様といっても、神界で神様だけやっているわけではありません。たいてい人間としても何度も生まれていて、私たちと同じように、輪廻転生の過程でさまざまな経験をしています。これはA神社の男性の神様が、人間だった時の過去世です。

二人目:過去世で部下だった女性

こちらは神界で、ある職場にいた時の過去世(神社ではありません)。A神社の男性の神様は、この時も男性で、お相手は部下の女性でした。部下の女性が、上司である自分に片思い。恋愛感情を職場に持ち込まれて迷惑したため、部下の女性を追い出しています。部下の女性が残していたエネルギーは、「むかつく」「見捨てられた」「女性への憎悪にとらわれすぎだ」でした。まさにA神社でも繰り返されていたパターンですね。

 

ではA神社の男性の神様が、女性を憎悪していたために作った女性の敵は、いったい何人いるのでしょう。ペンデュラムに聞くと、899人の女性からの怨念が、残ったままになっていました。

皆さんのわだかまりがなくなるように、過去世で孫だった女の子、過去世で部下だった女性、899人の女性の敵からの怨念を、すべて消去。

そしてここで、A神社の神様3名(男性・女性・中性)の関係性も、改善されたと示されました。お一人ずつ意向を確認すると、クリアリング前と気持ちが変わり、全員一致で、またこの3名でやっていくといいます。

男性の神様が当初希望していた、女性と中性の神様に代わる、新しい神様の派遣は不要。人数もこのままで大丈夫とのことで、女性と中性の神様が、A神社に戻られました。男性の神様は、今後、同じパターンを繰り返さないようにすると、おっしゃっていました。


A神社の土地と建物のクリアリングも行った後、T様にご報告しました。T様のご感想です。(掲載許可をいただいております。T様ありがとうございます)

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神界でも、普通に恋愛したりそれでもめたりするんだ、とか、中性の神様がいらっしゃるんだ、とか(人間界でもジェンダーレスな方がいるので、考えてみれば全然不思議じゃないんですけどね)、神様たちの恋愛模様を覗き見ているような気分になりました。

神様にも「遺伝による影響」ってあるんですねえ。魂の父から、ものの見事に女性や恋愛がらみの問題を受け継いでいたし、魂の母からは、児童虐待と愛情不足。これらすべてのエネルギーを消去し、全員の関係性を調整できてしまう、創造主様の杖を使用したクリアリングは、すごい威力です。

神様たちのお気持ちが変わって、再びこの3名でやっていかれることに落ち着き、よかったです。気心の知れた者同士の方が、仕事の連携もしやすいでしょうし、年末を控えて忙しい時期でしょうから、神社が正常に機能してくれるのは大変ありがたいことですしね。3名がいい関係性を築いていかれることを、切に願っております。

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神社のクリアリングについては、いろいろなケースがあるので、また少しずつ、神様の世界のことを、書いていきたいと思います。

2023年05月27日 | Posted in 神社のクリアリング | タグ: , , , Comments Closed 

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