決意表明のススメ

私が4年前に自己否定ちゃんから脱却した時、それを後押ししてくれた、とても効果のある方法を紹介しますね。

親のトラウマから卒業したい、憎んでいる人をゆるしたい、被害者意識を手放して自分の人生をきちんと生きたいなど、何か卒業したいことや手放したいことがあるのなら、その決意を周囲に宣言してみてください。

これは願望ではなく、決意である必要があります。願望を表明しても、意味がありません。引き寄せの有名な話で、「~が欲しい」と言うと、宇宙はその欲しいという状態を届けるので永遠に手に入らないと言われている通り、願望だといつまで経っても、願望のままでしかないんです。

必要なのは「決意」。
決意によって、結果は大きく変わります。
ほどほどの決意だと、結果もほどほどになります。
大きく決意すると、結果が出るのが早くなります。

決意が難しいという場合は、せめて自分のテーマと向き合う「覚悟」を持つことをお勧めします。最初は小さな覚悟でもかまいません。そこからだんだん、大きな覚悟へと育てていけばいいのです。

手放したいテーマが自分にとって大きなものであればあるほど、決意や覚悟もより大きなレベルで必要とされる傾向があります。小さなテーマであれば、それほど大きな決意をしていなくても、SRTで手放せてしまうこともあるのですが、これは潜在意識で許可が出ているからなのだと思います。

卒業したいこと、手放したいこと、それが自分にとって大きなテーマだと感じるならば、大きな決意をしてみてください。大きな覚悟を持ってみてください。そして周囲への決意表明をします。

facebookとかブログとかLINEとかメールとか、手段は何でもありますよね。私の場合は当時SNSをしていなかったので、ちょっと古風ですが、タイミングがちょうどよかったこともあり、年賀状を利用しました。同じ文面で、友人や親戚、知り合いの計41名に出しました。

細かく事情を説明する必要はないんです。トラウマから卒業する決意をしましたとか、これまでの自分に飽きてきたので、新しい自分になることに決めましたとか、そんな程度でOK。もちろん、ガチガチの宣言でもよいですけれどね。

ちなみにその時の私の年賀状です。
他の出来事に混ぜて、さらっと書いています。

20130101

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昨年は百万石祭りの季節に故郷を旅しました。

伊集院静さんの小説のヒロイン気分で文学散歩。

五木寛之さんの旧居を探して1960年代に思いを馳せ。

初めて見た浅野川の加賀友禅燈ろう流し。

ひがし茶屋街、主計町茶屋街、21世紀美術館、

行きつけの喫茶店など、お気に入りの場所へもたくさん再訪。

6年半ぶりに帰った金沢はどんな外国より優しくて

新しいTraumaもまたできたけれど

もうそこからは卒業しようと決めました。

だから今年は新しい自分になるためのスタートです。

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こんな感じで、近況報告に織り交ぜて、さりげなくでもいいんです。

それでも宣言したという実感ができるので、
「宣言したからには本当にやらなくちゃ、もう逃げられない。」
となって、決意を強固なものにするのに、とても効果がありました。

恥ずかしいと思われるかもしれません。
いざとなると勇気がいるかもしれません。
でもね、決意をおおやけにすることで、自分で自分の背中を押すんです。

それに案外、人って他の人の言うことや文章を、思ったほど気にかけていないものではありませんか? facebookの投稿記事とかブログとか、一度読んで何か思っても、その時だけで、すぐに忘れちゃいますよね。だからさらっと表明してしまいましょう。

だって決意さえすれば、らせん階段の頂上はすぐそこだからね♪


脱!自己否定ちゃん応援SRTコンサルタント 

スピリチュアルライフコーチ

北川美香子

2016年12月25日 | Posted in 脱却へのステップ | タグ: , , , Comments Closed 

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