明治村ってこんなトコ
JUST(ジャパン・ユニバーサル・スピリチュアル・セラピー)創始者の稲垣先生により、私に新しく派遣されてきた、ハイセルフAさんとBさん。二人が人間だった時の、リアルな過去世を知るきっかけになった、愛知県犬山市の明治村への旅。
とても素晴らしい所でしたので、明治村が後世までずっと残っていくことを願い、まだご存知ない方のために、紹介しておきたいと思います。
今回は、スピリチュアルな話はお休み。
旅ブログとなりますが、よろしければお付きあいくださいませ。
森鷗外・夏目漱石住宅
明治村の存在を知ったきっかけがこれでした。
夏目漱石が住み、「吾輩は猫である」を執筆した、通称「猫の家」。
東京都内を漱石の足跡を辿って散歩していた時、文京区にある「夏目漱石旧居跡」の石碑に書かれていたのが、この家が明治村に移築保存されているという文面で、「本物が残っているなら、いつか見に行きたい!」と。
それから11年が経ち、念願叶った今回の愛知県犬山市の旅なのでした。
旧制第四高等学校の物理化学教室(上)と武術道場(下)
(石川県金沢市から)
明治村には、当時の本物の建築物しかない。模型ではない。
それがすごいことであると同時に、本来のあり方だと思うのです。
旧制第四高等学校同窓生だった谷口吉郎さん(明治村初代館長で建築家)と土川元夫さん(元名古屋鉄道株式会社会長)が、昭和40年、愛知県犬山市に創設したのが明治村。
日本の歴史を知る中で、どうして鹿鳴館の現物は残っていないんだろう、見てみたかったのに、と感じたことがあった私。
そうしたら、明治村ができたきっかけが、谷口吉郎さんが、鹿鳴館が取り壊される様子を、山手線の車中から見て残念に思ったことだったと知り、ますます明治村に心ひかれていきました。
金沢出身の谷口さん。だから四高をはじめ、明治村には金沢から移築されているものがいくつかあり、同郷の私は、それを見ることも大きな楽しみのひとつでした。
金沢監獄(石川県金沢市から)
金沢監獄の真裏のアパートに住み、作家生活をスタートさせた五木寛之さんが、金沢監獄のことをエッセイに書いています。金沢にはもう残っていないけれど、明治村で見ることができました。
旧帝国ホテル(東京都千代田区から)
圧倒的な美しさに、ため息の連続!
大正12年竣工。フランク・ロイド・ライト設計。昭和43年に、新本館建設のため解体。関東大震災にも東京大空襲にも耐えたホテル。
明治村への移築だけでも、十数年の歳月がかかっているようです。中央玄関部分だけとはいえ、喫茶室もあり、十分に当時の空気感と歴史的な重みが伝わってきました。
その他、ほんの一部ですが、抜粋で紹介しますね。
聖ザビエル天主堂(京都市中京区から)
高田小熊写真館(新潟県上越市から)
西郷従道邸(東京都目黒区から)
東京の代官山駅近くにある、西郷山公園の名前の由来ですね。
西郷隆盛の弟、西郷従道が建てた住宅のうち、接客用に設けられた洋館。
実際の家具は残っていなかったので、イメージとのことですが、黄色い椅子は鹿鳴館にあったものだそうです。
幸田露伴住宅(東京都墨田区から)
京都市電(国内最古の路面電車)
半田東湯(愛知県半田市から)
西園寺公望別邸(静岡県清水市から)
宇治山田郵便局舎(三重県伊勢市から)
隅田川新大橋(東京都中央区から)
68個の建造物、2日かかって、なんとか全部みました。
行ってみようかなと思うきっかけに、少しでもなればうれしいです(^^♪
明治から大正、昭和へと、激動の歴史の中を生きてくださった多くの方々のおかげで、今の日本があると思うので、感謝を忘れず、今、この時代を生きていきたいですね。
明治村公式サイトはこちら
https://www.meijimura.com/