過去世はおもしろがるぐらいでちょうどよい!

過去世に興味を持たれる方は多いですよね。

特にスピリチュアルが好きな方は、セッションを受けたりなどして、自分の過去世に接する機会も多いことでしょう。

スピリチュアルに興味のない方でも、自分に過去世があったなら、いったいどんな人物だったのか知ってみたいと思うことは、あるのではないでしょうか。

ではもし自分が過去世で、王様やお姫様だったら?
満足して自分のセルフイメージが上がりますか?
それでは今の自分を否定することにしかなりません。

ではもし自分が過去世で、誰かを殺していたら?
今自分が幸せになれないのは、その天罰かもと考えますか?
それでは今世をしっかり生きることはできません。

ではもし自分が過去世で、悲恋をしていたら?
悲劇の主人公になって、メソメソ泣き暮らしますか?
もう生まれ変わっているのですから、過剰な感情移入はやめましょう。

たとえば先日出てきた、女性クライアントさんの過去世。

なんと、人魚でした。しかもリトルマーメイドの世界さながらに、人間の男性に恋をしていました。でもその男性には妻がいたのです。そしてどうなったかというと、ディズニー映画のようなハッピーエンドではなく、片思いで自分のものにならないのは嫌というエゴから、相手を水死させてしまっていました。

この時二人が残したエネルギーは、不純、放棄、殺人、自分への憎悪、失敗、不幸、エゴ、恐れ、臆病、といったものでした。そしてこの過去世での経験が、今世のクライアントさんにとっては、自分を愛することへのブロックの一つになっていました。

で、過去世があきらかになったわけですが、それでどうするの? 


ここからがSRTのすごい所。「クリアリングしてください。」とお願いすれば、ペンデュラムがクルクル回って、すべてきれいにしてくれます。クリアリングするためのリサーチなので、クリアリングするのに必要な情報がそろいましたとなれば、あとはクルクルでOKなんです。とっても簡単。

SRTが初めてとか数回のうちは、神父とか修道女とか、宗教系の人物だった過去世が出てくる方が多いのですが、重ねて受けていただくにつれ、キャストはバラエティーに富んでいく傾向があります。

たとえば私の過去世は、今わかっているだけでも、こんな感じ。

神父、修道女、僧侶、女性司祭、刑事、王妃、女官、総理大臣、料理人、女優、ダンサー、忍者、マフィア、詐欺師、泥棒、囚人、死刑執行人、ナース、側室、起業家、小説家、カウンセラー、ヒーラー、樹木医、無職の女性、既婚男性、性同一性障がい……。

書ききれないほど、わんさわんさと出てきます。
人にとどまりません。

天使、ハイセルフ(ハイヤーセルフとは別ね。)、龍、人馬、鳥人間……。

はたまた、こんな過去世まで。

憑依霊、闇のエネルギー、ルシファー、誰かの肉体に入っていた思考……。

ね、これを見るとわかるように、「王妃だったからって何?」「総理大臣だったからって何?」という感じでしょ。「詐欺師も囚人もしてるやん!」ということなんです。過去世なんて、そんなもの。特定の過去世に執着してセルフイメージを上げようとしたり、過去世にとらわれすぎて現実を生きようとしなかったり、それらはまるで意味がないことなのです。

たいてい誰もが、殺す方も殺される方も、どちらも経験しています。被害者にも加害者にもなっています。仲の良い魂同士で、お互いの成長のために、その時その時の役割を演じ合っているだけです。さきほどの人魚が恋した男性は、現世では、クライアントさんのご主人のお母様でした。

リサーチしている時、この過去世は少し掘り下げた方が、クライアントさんに腑に落としてもらいやすいかなと思えば、「これってどういうこと?」とハイセルフに聞いてさらに調べますが、基本的にはクリアリングできればそれでOKなので、毎回、深追いするということはありません。腑に落としてもらうことが必要な時と、とにかくクリアすればOKな時と、セッションはその場に応じて進めています。

SRTではクリアリングするために過去世を調べるので、ネガティブなもののオンパレードにはなりますが、その時、自分や相手がどんな気持ちだったのかなと想像してみると、今世で同じパターンを繰り返していることがわかったりします。でもどんな過去世が出てきても、その出来事やキャストをジャッジする必要は、まったくありません。

過去世でのさまざまなバトル、おもしろがるぐらいの気持ちで、受け止めてみてくださいね。そしてネガティブな過去世をクリアリングしていけばいくほど、ポジティブな過去世の良い影響を引き出せるようになっていきます。

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2017年02月14日 | Posted in 過去世 | タグ: , , , Comments Closed 

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