事実は小説よりも奇なり~半魚人の息子~

連載でお届けしています。
第4回の今日は、「半魚人の息子」です。

(第1回を読まれていない方はこちらをどうぞ)
→事実は小説よりも奇なり~早く人間になりたい~

(第2回を読まれていない方はこちらをどうぞ)
→事実は小説よりも奇なり~多次元に入れ替わる家~

(第3回を読まれていない方はこちらをどうぞ)
→事実は小説よりも奇なり~妖怪クイーン~

 

「妖怪シェアハウス」状態となっていたT様のご自宅。おもな原因は、同居されているお母様にありましたが、T様ご本人に起因する面があることもわかりました。多次元と交流するための鍵を、お二人に手放していただくところまでが、前回のお話でしたね。


T様からのメールです。

(掲載許可をいただいております)

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おかげさまで、家の内外にあったたくさんの存在の気配は消えました。私も「鍵」を手放し、自分の視える能力への執着と対峙し、抵抗しもがきながらも、なんとか依存しない方向性を見つけ出し、気持ちを切り替えて、生きていこうと決めました。正直なところ、ほんの少しだけ家の中に気配は残っているようでしたが、自分から視ようとするのはやめようと決めていたので、強い恐怖感を感じないのであれば、とりあえず放置ということで、日常生活を送っていました。

母ともセッション後、一度ひどいケンカになりましたが(笑)なんとか修復。次回は、母と祖母の関係のクリアリングをしていただこうと決め、セッションの感想をお送りしようと考えていた矢先、一体の半魚人のような存在が現れ、現在、母の寝室に居座っています。

居間のこたつで、19時ぐらいから2時間ほど、睡魔に負けた私は眠ってしまったのですが、夢うつつの中で、母の寝室から、1体の半魚人のような存在が私を見つめているのに気がつきました。ヒトの顔ですが耳がエラになっていて、まるで挑発しているような表情で、気配も濃いです。起きてから確認しましたが、あきらかに母の部屋にうずくまっているのが視えました。

ひょっとしたら、まだ「鍵」があるのかもしれないし、隠れた次元の抜け道があるのかもしれません。私がまだちゃんと「鍵」を返しきれていないとか、いろんな可能性が頭の中をぐるぐるしていて落ち着きません。せっかく視ることに執着し自分を特別視することをやめて、この地球次元で生きる、と決めたのに、なかなかすんなりいきません。

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ということで、今度はその半魚人について、調べることになりました。

 

正体は、T様とお母様の、過去世での息子さんでした。半魚人の世界で、その時は、お母様が父親、T様が母親、ご自宅に現れた半魚人が一人息子だったのです。因縁が深かったため、その他大勢の妖怪達と一緒に消えるのは嫌だと、残っていたのですね。

 

納得してご自宅から去ってもらえるように、因縁を解いていきます。

 

 

半魚人の息子さんが、T様とお母様の二人に従うという誓いを、過去世において嫌々させられ、それに縛られていましたので、誓いをキャンセル。3人の間にあった「陰気な場所に住む因縁プログラム」もクリアしました。

 

また半魚人の息子さんとの過去世での関わりにおける影響が、T様にもお母様にも、肉体の一部にきれつとして入っていました。お母様は右の膝関節の腱に、T様は左右の眼の筋肉に。きれつを取るために、その原因をクリアしていきます。

 

T様の眼の上直筋には「魅力的な二面性」、下直筋には「幻を見せられる」というネガティブエネルギーが、それぞれ蓄積されていました。「魅力的な二面性」というのは、ケースによって意味が変わります。今回のT様の場合は、「妖怪がいるのは嫌だけれど、実はこの状況を好んでいる」という、相反する思いのことです。

 

また妖怪にあやつられて、幻の妖怪を見せられていた場合もあったことがわかりました。眼の筋肉なので、見るということにも関連していたのです。26%は、幻を見せられていました。T様の「妖怪にあやつられるプログラム」をクリアして、眼の筋肉に入っていた「魅力的な二面性」「幻を見せられる」というネガティブエネルギーを消去。

 

半魚人の息子さんとの因縁が、これでなくなりました。
「鍵」も、きちんと手放されている状態でした。

 

T様には、お母様と実母(T様の祖母)の親子関係のクリアリング結果とあわせて、ご報告をさせていただきました。

 

第4回はここまで。
第5回に続きます。

第5回はこちらです。
→事実は小説よりも奇なり~妖怪騒動の収束~

2021年10月24日 | Posted in 事実は小説よりも奇なり | タグ: , , , , , Comments Closed 

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