Blog

続・過去世での相性を好転させる方法

前々回の記事で、人との相性は過去世に影響されるということを書きました。

→星座や血液型だけじゃない、相性は過去世に95%影響される
(まだ読まれていない方は、先にこちらをどうぞ♪)


前回は、相手との過去世での関係性をどうやって判断して、それを良くしていくのか、SRT(スピリチュアル・レスポンス・セラピー)式のやり方を紹介しました。

→過去世での相性を好転させる方法  
(まだ読まれていない方は、先にこちらもどうぞ♪)

(SRTって何?という方は、こちらをどうぞ。→ SRTとは


お相手との関係性を、クリアリングにより、ポジティブ100%、ネガティブ0%にするというのが、前回のお話でした。ところが実は、これだけでは足りない場合があるんです。そこで今回は、過去世での相性を好転させるために、さらに必要な内容について、SRTで行っていることを、追記で紹介していきたいと思います。
 


それは自分と相手との関係性だけではなく、両者のハイセルフ(ハイヤーセルフとは別ね。)、守護天使、先祖なども含めて、多角的に調整していくということです。

自分と相手のハイセルフとの相性が良くないということがあります。自分のハイセルフと相手がダメということもあります。はたまたお互いのハイセルフ同士にネガティブな因縁があるということも。そしてこれは守護天使も同じです。

「なぜハイセルフや守護天使と関係性が悪くなることがあるの?」と思われるかもしれません。その理由も実は過去世から来ています。ハイセルフや守護天使は、私達と同じように、人間だったことがあるためなんです。逆に私達人間が、過去世で誰かのハイセルフや守護天使だったこともありえます。自分についてくれるハイセルフや守護天使との組み合わせも、ご縁なのでしょうね。だからどこかの過去世でバトルをしていて、そのネガティブエネルギーが持ち越されている可能性があるんです。

そして先祖が絡み合ってくることもあります。たとえば自分の先祖が相手と過去世で一緒だったことがあり、何かの恨みが残っている場合、自分と相手が仲良くなるのを、先祖が気に入らないと思っているかもしれません。あるいは相手の先祖を自分が過去世で傷つけていて、その時の不満や怒りが消えていないため、自分が相手の先祖に嫌われているということもあるでしょう。または先祖同士が、過去世で敵対していたかもしれません。

自分が相手へのネガティブなものを、もう手放していいと思っていても、ハイセルフ、守護天使、先祖などの存在が反対していて、そこにわだかまりがあったら、本人にとっては、いまひとつスッキリしない状態になる可能性があります。SRTを受けて、相手との関係性がだいぶ良くなった実感はあるものの、どうもまだ何かひっかかっているような気がするといった場合、現世での感情が処理しきれていないだけということもありますが、こうした周囲の存在の関係性が影響していることも考えられるのです。

基本的には、お相手との関係性を、ポジティブ100%、ネガティブ0%にする際に、これら周囲の存在の関係性も、ポジティブ100%、ネガティブ0%となるようにクリアリングをしています。ところが時々、うまく隠されてしまって、最初のうちはクリアすべき関係性が見つけられないこともあります。そんな場合は、少し時間を置いてもう一度やってみると、ひょっこりネガティブエネルギーの数値が出てきたりします。これまで持ち越してきたネガティブなものを手放すには、私達もそうですが、周囲の存在達も、心の準備が必要なことがあるのかもしれませんね。

仲違いしている親子や夫婦、家族でなくても相当こじれている相手など、根が深い関係性の場合は、クリアリング回数が他の人より多く必要になったり、すべてをポジティブ100%、ネガティブ0%にしても、現実面で実感できるまでに、時間がかかったりすることもあります。ですが潜在意識と顕在意識が統合されて、現世での感情をも解消していくと、自分だけでどうにかしようと頑張るよりも、SRTの助けを借りることで、ずっと楽に、良好な関係を築きやすい相性になっていきます。


ただし、最後に現実を変えるのは、いつでもご自身ということを、お忘れなきようお願いしますね。それが魂の世界のルールだからです。
 


・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。


☆特定のお相手との相性を過去世から良くしたい方はこちら!

SRTとは      

セッションメニューはこちら 

2017年07月07日 | Posted in 過去世Comments Closed 

 

過去世での相性を好転させる方法

前回の記事で、人との相性は過去世に影響されるということを書きました。

→星座や血液型だけじゃない、相性は過去世に95%影響される
(まだ読まれていない方は、先にこちらをどうぞ♪)

今回は、相手との過去世での関係性をどうやって判断して、それを良くしていくのか、SRT(スピリチュアル・レスポンス・セラピー)式のやり方を紹介しますね。

(SRTって何?という方は、こちらをどうぞ。→ SRTとは


過去世での相性を知りたい相手を、仮にAさんとすると、こんな2つの質問をペンデュラムにします。

「クライアントさんは Aさんに対して、何% ポジティブエネルギーを持っていますか?」

「クライアントさんは Aさんに対して、何% ネガティブエネルギーを持っていますか?」

相手との間にある、ポジティブエネルギーとネガティブエネルギーの数値を、こうして具体的に出すことで、過去世からどんな関係性を持ち越しているかがわかります。何度も過去世で一緒だった相手とは、そのすべての過去世での積み重ねの結果が、はたして現在どうなっているのかということになります。これはあくまで過去世でのことで、現世の感情は含みません。現世での好き嫌いは別として、シンプルに過去世だけを判断します。

理想的な数字は、ポジティブ100%、ネガティブ0%になることです。相性が良くないのは、真逆であるポジティブ0%、ネガティブ100%です。ちなみにポジティブとネガティブが、足して100%になるというわけではありません。どちらも100%になることもあり、その場合には、好きだけれど嫌いという、愛も憎しみも両方あるような関係になります。またポジティブ40%、ネガティブ38%などのように、数値が近い場合は、好き嫌いとはっきり言えない、とても複雑な関係になります。


・理想的な関係
ポジティブ100% ネガティブ0%


・相性良くないね
ポジティブ0% ネガティブ100%


・好き嫌いが曖昧で複雑な例
ポジティブ40% ネガティブ38%
ポジティブ58% ネガティブ67%


・少しだけ嫌いかも
ポジティブ100% ネガティブ8%


・わだかまりありそう
ポジティブ23% ネガティブ89%


・これは激しい愛憎関係だわね
ポジティブ100% ネガティブ100%


こんな感じで判断します。ここでポジティブ100%、ネガティブ0%でなかった相手の場合には、そうなるようにクリアリングをしていきます。過去世でその人との間にどんな出来事があって、その時にどんなネガティブエネルギーを残したのかなどを、チャートで調べるか、あるいはリサーチなしで簡単にできるよと示されることもあります。クリアリングするために必要な情報がそろったら、ハイセルフさんに、「クリアしてください。」と依頼。するとペンデュラムがクルクル回って、相手との間にあるネガティブエネルギーやプログラムなどをきれいにしてくれます。

クリアリングが終わったら、ネガティブエネルギーの数値を再度調べて、1%でも残っていたら、またクリアリングとチェックを繰り返し、0%になるまで行います。ネガティブエネルギーを0%にすれば、ポジティブエネルギーは、たいてい自動的に100%まで上がるので、まずはネガティブな方に着目して、それを消すことからやっていきます。SRTは時間節約のために、いろいろな工夫がされているのですが、この方法もその一つです。

クリアした過去世は、アカシックレコード内での収納場所が変わります。ネガティブなものが残っている案件から、単なる出来事の記録となります。それまで収納されていた所には、光がスーっと入っていって、ポジティブなエネルギーで満たされるそうです。


現世で出会った誰かが、過去世においてネガティブな関係性だった人の場合、一緒にいると無意識に疲れてしまったりして、あまり良い気分にはなれません。ですが原因となっている過去世のネガティブエネルギーをクリアすることで、今後良好な関係を築いていくためのベースができます。

この現実世界を生きていくのに、一生涯、悩みと無縁という人はほとんどいないでしょう。悩みごとの種類も、健康、お金、仕事のことなどいろいろありますが、なかでも人間関係というのは、多くの人にとって、これらと並んでトップに入るものだと思います。過去世の自分も同じだったのでしょうね。けれどもう持ち越す必要のないテーマならば、今世できれいにしてしまいましょう。もしかしてあなたが苦手なそのお相手は、それを手放すきっかけを、今世で与えてくれたということなのかもしれません。

ちなみに関係性をポジティブ100%、ネガティブ0%にしても、今後クリアリングが必要になる時には、同じお相手との過去世がまたちらほらと出てくることもあります。その方との関係で、あらたな学びが出てくるタイミングや、そのお相手というより何かのテーマに対してネガティブエネルギーを残している場合などです。とはいえ一度クリアリングした過去世については、同じものが出てくることはないので、別の過去世の案件ということになります。キリがないように思われるかもしれませんね。ですがその方との間のエネルギーを、根本的な所から、いったんポジティブ100%、ネガティブ0%にしておくことで、潜在意識レベルで良好な関係を築ける相性になります。


次回は、「続・過去世での相性を好転させる方法」として、過去世での相性を好転させるために、さらに必要な意外な内容について、追記していきたいと思います。

 

続きはこちらです。
→続・過去世での相性を好転させる方法

  

【注意事項】
SRTをされていなくても、ペンデュラムを使われている方も多いかと思います。ですが本文中のやり方をご自身でされることは、くれぐれもお控えください。ペンデュラムに過去世のことを尋ねるのは、アカシックレコードを開くということであり、意図しないネガティブな存在を引き寄せる可能性があります。ご自身の身を守るために、その訓練を受けていない限りは、過去世に関する質問は絶対にしないようにお願いいたします。

 

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

☆特定のお相手との相性を過去世から良くしたい方はこちら!

SRTとは      

セッションメニューはこちら 

2017年06月30日 | Posted in 過去世Comments Closed 

 

星座や血液型だけじゃない、相性は過去世に95%影響される

占い好きと言われている日本人。好きな人との相性を、星座占いや血液型占いで気にしたり、友達や家族との相性を調べてみたり、誰でも一度はあるかもしれませんね。ところが相性をみる上で、抜かしてはならない重要なポイントが、実はあることをご存知ですか?

それは相手との過去世での相性、つまり関係性です。「袖振り合うも多生(他生)の縁」と言われるように、今世で出会う相手というのは、家族や友人などの身近な間柄であれ、道で一度すれ違うだけの相手であれ、過去世でもご縁のあった魂が多いのです。

過去世においてポジティブな関係を築いていた相手や、なんらかの感情を持つほど深くつきあっていなかった相手であれば、問題はありません。

ところが過去世で、何かの出来事により、お互いにネガティブな感情を残していた場合、それは今世に95%影響してきます。生まれ変わっても、感情は消えないのです。アカシックレコードにネガティブエネルギーとして記録され、自分の潜在意識にそのまま引き継がれています。


ではもし過去世で、相手と何度も感情的なバトルをしていたら?

きびしく批判されて自尊心が傷ついていたり、嘘によってだまされていたり、裏切られては報復するということを繰り返していたり、いつも支配的な態度だったので耐えられないぐらい憂うつだった、などなど。恋愛関係にあって傷ついていたかもしれないし、親子としていがみあっていたかもしれません。

ではもし過去世で、相手と被害者と加害者の関係だったとしたら?
自分が被害者であれば、恨みやゆるせないという気持ちが残っている可能性があります。自分が加害者なら、相手への不満から危害を加えたのかもしれませんが、悪いことをしてしまったと罪悪感を同時に持ち続けているのもよくあるパターンです。

相手との間にバトルがなくても、こんなケースも考えられます。過去世で何かひどい出来事を、相手と一緒に体験したり目撃したりしていたような場合です。その人と会うことで、その時に抱いた感情が、お互いに潜在意識でよみがえってしまうのです。

初対面なのに、苦手と感じる人に会ったことはないでしょうか。いい人なのだけれど、なぜかその人といるとイライラしてしまう。何度か会ってみても、やっぱり苦手。でも理由がよくわからない。そんな時にも、過去世からの影響が95%きています。

過去世は過ぎたものであって、大切なのは現世。とはいえ知らない所で、過去世の影響をどうしようもなく受けてしまうのが、輪廻転生を繰り返している魂の世界の仕組み。まあ、だから魂が成長できるということでもあるんですけれどね。でもすでに学び終えたテーマなら、いつまでもひきずっている必要はありません。さっさと手放してしまいましょう。

方法は簡単。過去世から持ち越しているネガティブな感情を、消してしまえばいいんです。そもそも何が起きたかは問題ではなく、誰が良い悪いというのでもなく、魂の成長のための役割をそれぞれが演じていただけ。現世での相性に影響を与えているのは、その時に残したお互いのネガティブエネルギーなので、それをきれいにすれば、OKなのです。

現世でうまくいかない関係性を、過去世だけのせいにするのは違うと思います。ですが現世をより生きやすくするために、過去世にも着目してみるのは、今、一つの選択肢になるのではないでしょうか。「成長のためにはネガティブな修行が必要」という20世紀はとっくの昔に終わり、時代はすでに「ルンルン楽しみながら成長できる」21世紀ですしね。自分一人で歯をくいしばりながら頑張らなくても、スピリチュアルセラピーの力を借りてみるのもよいのでは?

星座や血液型による相性は変えられなくても、過去世からのネガティブな影響は、取りのぞくことができます。スピリチュアルな手法によって、気になる人間関係の相手との相性を、潜在意識レベルから良くすることができるのです。


次回は、相手との過去世での関係性をどうやって判断し、それを良くしていくのか、「過去世での相性を好転させる方法」として、SRT(スピリチュアル・レスポンス・セラピー)式のやり方を書いていきたいと思います。


続きはこちらです。

→過去世での相性を好転させる方法

2017年06月23日 | Posted in 過去世Comments Closed 

 

これまでの人生でゆるせない相手が一人もいないって本当?

昔のことであれ、最近のことであれ、ゆるせない相手が心の中に存在し続けるというのは、気分の良いものではありませんよね。普段あまり意識していなかったとしても、ゆるせない出来事が潜在意識に残ったままというのは、思った以上に影響が大きいものです。そこでゆるしを行うということが、有効になってきます。

ゆるしとは、自分の中にある怒りや悲しみなどのネガティブ感情を手放すこと。

ゆるせない相手へのこだわりを手放し、イライラしたり無駄なエネルギーを消耗したりするのはやめて、自分の人生に集中できる状態にすることが、いわば目的になります。

ですから相手のためにするのではなく、何より自分の心を楽にしてあげるため、自分を自由にするために行うのが、ゆるしであると言われています。

そしてゆるせない相手というのは、実は自分の人生の青写真を紐解くためのヒントにもなります。これまでの人生で、ゆるせないと思った相手や出来事を思い出してみることで、見えてくるものがあるんです。

これはある女性クライアントさんに、12ステップコンサルティングの中で、ご自身の人生をふり返っていただいた時の話。いくら考えても、ゆるせない相手が思い浮かばないご様子でした。中学生の時に、クラスメートからいじめを受けたと聞いていたので、私はてっきりその相手が出てくるだろうと思っていました。ところがそれは自分にも問題があったと思うから、仕方がないとおっしゃいます。話をしているうちに、どうやら誰かをゆるせないと思ったり言ったりすること自体に、抵抗があるようだとわかってきました。そしてその原因も見えてきました。


いじめをお母様に打ちあけた際に、「行為を憎んで人を憎むな。」と教えられたのが強烈に残ってしまい、誰かをゆるせないと思うこと自体、いけないのだと思い込まれていたのです。

お母様は、良い話は快く聞いてくださるけれど、悪口や愚痴は受け入れてくれなかったといいます。本当の気持ちを話せなくなり、特にネガティブなことは思うのも言うのもダメなのだと思われたクライアントさんは、聖人君子にあこがれるようになりました。

「行為を憎んで人を憎まず」という考え方も、聖人君子にあこがれるのも、間違ったことではないとも思います。でもこの現実世界において、誰も憎まず聖人君子として生きるというのは、実際には難しいのではないでしょうか。

いじめられたのは自分にも問題があったと思われたのも、自己責任で生きているので素晴らしいともいえます。けれどそれは、適切にできていればの話。実はここに、落とし穴がありました。自己責任というよりも、自分はいじめられても仕方のない存在だととらえてしまったクライアントさんは、「低自尊心」と「自分に対する無価値感」を、大人になってもずっと、無意識に持ち続けていたのです。

無意識にしても意識的にしても、こうしたセルフイメージの低さというのは、人生に多大な影響を及ぼします。

ご自身の本当の気持ちに気がつかれたクライアントさんは、ワークの中で、自分をいじめた相手ときちんと向き合われ、残っていたネガティブ感情を手放されました。いじめられたことと自分の価値は無関係であり、聖人君子にならなくても、あるがままの自分にすでに価値があること、無条件に自分を愛していいということを、あらたに認識されました。

ゆるせない相手がいるのを認め、ゆるせない理由を見つけ出して、ゆるしを行うことは、何より、自分自身へのプレゼントなのです。

 

※クライアントさんの実例は、許可を得た上で、掲載させていただいております。
すでに12ステップコンサルティングを卒業されたこの女性クライアントさんからは、「以前の私のように、セルフイメージが低いことで生きづらさを感じている誰かの目に、どうぞとまりますように。」という素敵なメッセージもいただきました。
 

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。


☆驚きの手法でゆるしと解放を行うセッションはこちら!

12ステップコンサルティング


☆ゆるしと解放&自分を愛したい方はこちら!

脱!自己否定ちゃんコース 

2017年05月31日 | Posted in ゆるしComments Closed 

 

SpR(スピリチュアル・リストラクチャリング)を受講してきました

ゴールデンウィーク中の6日間にわたって、SpR(スピリチュアル・リストラクチャリング)のワークショップを受講してきました。

SpRは、SRT(スピリチュアル・レスポンス・セラピー)の技術をもとに、肉体面の問題解決に特化したセラピーです。SRTが、アカシックレコードにあるものをクリアするのに対して、SpRでは、肉体の中にある、過去世からのプログラムやネガティブエネルギーやサイキックな傷などを、クリアしていきます。

サイキックな傷というのは、自分が本当に信頼していた人から傷つけられた時の名残。意図的に受けた場合もあれば、アクシデントで傷ついてしまうケースもあります。現世のものもありますが、たいていは過去世から持ち越していて、「やられてしまった」という思いが、膨大に積み重なり、何十もの層になっています。そしてそれがネガティブエネルギーとして、肉体の一部にとどまっています。

SpRでは、ペンデュラムやOリングでの筋肉テストを使いながら、肉体のどこにネガティブエネルギーやプログラムがあるか、探すことができます。身体のバランスが取れていない所をチェックし、骨や関節のズレを調整したり、呼吸不全をととのえたり、動脈と静脈のエネルギーをクリアして心臓血管系を浄化したりなど、いろいろなテクニックがあります。

もちろん、コンサルタントは医師ではありませんので、あくまでスピリチュアル的な手法による「肉体の再構築」ということになります。

 


SpRで多く使われる手法の一つが、問題のある部位に、「フッフッ」と息を吹きかけるというもの。なぜ息を使うかというと、呼吸はすべての根源であり、「神の息吹」であると、SpRでは考えられているので、そのパワーを使うのです。コンサルタントが息を吹きかける時に、スピリットがヒーリングを行います。

SRTでも同じですが、セッションの時、コンサルタントは、ハイセルフとスピリットとの共同作業という意識で行っています。スピリットがヒーリングをして、実際にそのヒーリングを起こすのは、クライアントさんご本人です。私達コンサルタントの役目は、クリアなチャンネルとしてスピリットと同調することで、ファシリテーターとして、中立の立場からヒーリングを進行していくことであり、自分が治すというエゴを持たないようにと、今回の授業でも習いました。

またワークショップでは、腫瘍を取りのぞく方法も学びました。これももちろん、あくまでスピリチュアル的にという意味です。イメージで手術をします。授業では、講師のカーラ先生のクライアントさんで、脳腫瘍のある方に対して、参加者全員で実践を行いました。クライアントさんがいるのはアメリカですが、SpRのすべてのセッションが、SRTと同様に、遠隔でも行うことが可能なのです。

スピリットと自分を同調させてから、目を閉じて、イメージの中で、脳の中から優しく腫瘍を取り出します。チベットの白い光のホースを使って、取り残しがないかを見たり、ヒーリングのエネルギーをそこに注いだりします。私の感覚ではこの時、腫瘍を何度取っても、また次々に現れてしまうイメージがありました。腫瘍があまりに強くこびりついているので、取りきれなかったというメンバーもいました。初めてだからうまくできないのかなと思ったのですが、実はこれが正解でした。

腫瘍が取りきれないと感じた時は、クライアントさんにプログラムがあるそうです。こんな場合は、SRTのチャートで調べます。このクライアントさんには、自己処罰のプログラムがありました。エゴや自責や悪運といったエネルギーを持った過去世も出てきました。これらのプログラムやネガティブエネルギーをクリアした後、再びイメージの手術を行うと、何度取っても腫瘍が現れ続ける感覚はなくなり、わずかに残っている気がするかなという程度にまで、見事に変化していました。このクライアントさんは病院にも通われており、カーラ先生もまたヒーリングを続けていくそうです。

受講者は8名だったのですが、なんとそのうち5名が、医療関連のお仕事の方でした。医師2名に、薬剤師1名、歯科医1名、そして整体師1名。

医療とスピリチュアルとは、一見かけ離れたもののようにも感じられます。ですがSRTが日本に入ってきた2010年、初代ティーチャーであった香港在住のアリス・フォーエンさんには、こんな逸話がありました。香港の医者は、治療法が見つからない時、患者さんに、「アリスさんの所へ行きなさい。」と言うそうで、アリスさんとSRTとSpRは、医療関係者からも、それほど絶大な信頼を得ていたのです。

スピリチュアル的なアプローチは、決して医療にとってかわるものではありませんが、医療とは別の側面から、活かしていける可能性を、十分に秘めたものであるのだと思います。今回SpRを学ばれた方の中に、これほど医療関係の方がいたというのも、「医療にスピリチュアルを活かす時代」が始まりつつあるからなのかなと、そんな気がしています。


SpRの大御所。カーラ・マリー先生と。

 

※SpRは、基本的にSRTと組み合わせて行うものとなっております。初めにSRT、それからSpRという順序になります。SpR専用のお申し込みフォームは設置しておりませんが、SRTのセッションの際に、SpRも必要とペンデュラムが示した方に、あわせて行っております。SRTと同様、スカイプや遠隔でのセッションが可能です。

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

☆SRTって何?という方は、こちらをお読みくださいませ。

SRTとは 

セッションメニューはこちら 

2017年05月18日 | Posted in SRTComments Closed 

 

1 15 16 17 18 19 20 21 22