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神社の神様が怒っていた理由(前編)

今回は、クライアントの女性T様のご依頼で、G神社・S神社のクリアリングをした時のお話です。(T様、G神社・S神社の神様より、掲載許可をいただいております)

 

・。・。・。T様より・。・。・。

私を敵視しているように感じるG神社。S神社と合祀しているので、両方が対象となるかもしれません。最近はおさまったのですが、以前はずっと、私に対し、怒りの念を送ってきていました。ただ、私に対する因縁から怒っているのであればいいのですが、何か問題を抱えているのであれば、それをクリアリングして差し上げたいな、と思っています。

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事前に軽くリサーチすると、T様との因縁だけでなく、神社自体が問題を抱えていることがわかりました。神社内の神様同士の結束ができていないため、調整が必要で、T様が過去世において、その原因にからんでいるようでした。詳細は本格的に行ってみないとわかりませんが、確かにクリアリングが必要ですね、とT様にこのことをお伝えしました。

・。・。再びT様より・。・。

G神社とS神社は、一つの社殿に両社の神様たちを奉斎しているらしく、そこがよくないのでは?と個人的には思っています。どちらもそれなりに由緒のある神社なので、それぞれ別の場所に拝殿が欲しかったでしょうし、お互い気が合わなかったとしても、お隣さんでは逃げ場がないのでつらいと思います。地元でもG神社と称するのが普通のようで、これではS神社の神様もおもしろくないでしょうし。そのうえ、私が何かやらかしたんでしょうね。G神社の神様、ずっと怒ってましたから。

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さて、G神社の神様は、なぜこんなに怒っていらっしゃったのでしょうか。


まずは神様の人数を把握します。G神社には5名、S神社には2名の善神がいました。JUSTによる基準で調べたところ、G神社の5名の方が、S神社の2名よりも、格上の神様でした。おもにG神社と呼ばれているのにも、それなりの理由があったということですね。神様の世界は、ランクによる上下関係が厳しいので、S神社の神様たちも、それに対する不満はありませんでした。

ただしG神社とS神社の神様同士の結束度と調和度が0%で、このままではあまりよくありません。合祀になっていることについては、今回のクリアリングで、関係性が調整されれば、結束して一緒にやっていけるので、構わないということでした。そして両者の関係を悪くさせるきっかけを作ったのが、T様というわけなのです。

出てきたのは、「お節介への怒りの継承プログラム」。G神社の5名の神様から、T様への怒り。T様がお節介した側です。これをクリアリングしないと、5名の神様の怒りがおさまらないそうです。

この銀河以外の宇宙の星での過去世。T様はこの時、父親でした。G神社の5名の神様は全員、T様の実の娘でした。現世では神社の神様でも、この過去世では人間だったということですね。T様は一代で財をなした起業家で、さらに事業を拡大して名声をも得るために、5人の娘を政略結婚させています。

結婚相手に選んだのは、政治家2人、大企業の跡取り息子1人、由緒ある資産家の息子2人。T様には息子がいなかったため、長女には婿(資産家の息子のうちの1人で、その家の次男)をもらい、残りの4人は嫁がせました。


この結婚がうまくいくようにするため、父だったT様は、5人の娘たちに、整形手術を受けさせています。美人になって、良い家柄の相手と結婚できるのだから、娘たちにとっても良いことだろうと、お節介で、自信過剰で、ひとりよがりな考えを持っていました。

娘たちへの愛情が不足していたわけではなかったのですが、自分の虚栄心やプライド、力を持ちたいという欲に、都合良くプラスした、押しつけの愛でした。

娘たちからすると、素顔の自分を愛して欲しかったし、好きな人と結婚したかったという、価値観の違いがあり、父親の愛情が不足していると感じていました。

 

この時、T様が手術を依頼した、整形外科医の男性2人が、現世のS神社の2名の神様でした。これでキャストがそろいましたね。2人は、「美をあやつれるという慢心」のエネルギーを持ったタイプの医者でした。

この過去世でG神社の5人が残したエネルギーは、「つらい、肉体的苦痛、整形なんてしたくなかった、苦悩、うらみ、むなしい、父親からの愛情不足、父親が支配的でノーと言えない」です。

整形外科医の2人は、仕事として5名の手術をしただけなので、このことでG神社の5名の神様からうらまれるのは、逆うらみではあるのですが、5人の娘たちからしたら、本意ではない美容整形をされたことで、2人への嫌悪感がしみついてしまったのでしょうね。

別の過去世での同じような事件やその時残したエネルギーもすべて含め、この「お節介への怒りの継承プログラム」を、クリアしました。

今回はここまで。後編へ続きます。

後編はこちらです。
→神社の神様が怒っていた理由(後編)

2023年06月30日 | Posted in 神社のクリアリングComments Closed 

 

神様たちの恋愛模様(後編)

前編と後編でお届けしています。今回は後編です。

(前編を読まれていない方はこちらをどうぞ)
→神様たちの恋愛模様(前編)


A神社を担当していらっしゃる男性の神様。自分ではその気がないのにモテる、そのため恋愛問題が仕事上で繰り返し起きてしまうというのが、お悩みの趣旨でした。

同じくA神社の担当だった女性の神様からの告白を断ったことで、その女性の神様が、仕事を放り出し、いなくなってしまった。もう一人の中性の神様まで、女性の神様と一緒に出て行ったので、残された自分一人では仕事が回らなくて困っている、とのお話でしたね。

さてパターンを解消するために、原因をみていくと、このテーマに関して、A神社の男性の神様へ、魂の父から遺伝されていたものが5つ。

「恋愛がらみで仕事関係の女性から拒否される」
「職場の人間関係で失敗する」
「女性への憎悪」
「対立によって葛藤する」
「女性への理解不足」

A神社で今回起こっていたこと、そのままですね。これら5つの遺伝子を、創造主様の杖の手法で、男性の神様からも、魂の父からも、消去しました。

次に出てきたのは、魂の母との関係性に起因する、A神社の男性の神様の「甚だしい女性への憎悪」です。A神社の男性の神様は、魂の母の胎内にいる時から、母の愛情を感じられない状態であり、母からの愛情不足をずっとうらみ続けていました。

A神社の男性の神様の魂の母は、子ども嫌いというタイプではありませんでしたが、夫(A神社の男性の神様の魂の父)との関係性が悪かったために、その子どもを愛することが難しかったそうです。遺伝子の5つの中にも入っていた通り、そもそも夫に「女性への憎悪」の思いがあったため、それが不満だったといいます。

A神社の男性の神様が、魂の母に対して持っていたエネルギー
「児童虐待された、つらい」
「誕生させられたことへのうらみ」
「母親が子どもに対して冷たい性格だったことがショック」
「魂の母からの愛情不足」


A神社の男性の神様の魂の母が持っていたエネルギー
「子どもを見守るのがつらい、精神的苦痛」
「自分は被害者」
「夫は冷たい性格だ、ゆるせない」
「夫が女性を憎悪していることが不満」


創造主様の杖の手法で、これらのエネルギーを消去し、親子間、夫婦間、双方すべての関係性が、ポジティブ100%、ネガティブ0%となるように、調整を行いました。



あるテーマでクリアリングを行っていると、それなら自分も言いたいことがある、と過去世での被害者が出てくることがあります。
A神社の男性の神様へのうらみを訴えたいという、そんな存在が二人、途中で現れました。

一人目:過去世で孫だった女の子

A神社の男性の神様は、この時、女の子の祖父でした。ですが「女性への憎悪」が潜在意識にあったため、孫といえども、愛することができませんでした。孫の女の子が残していたエネルギーは、「祖父から無視された」「祖父からの愛情不足」「祖父が寂しさを理解してくれない」です。

神様といっても、神界で神様だけやっているわけではありません。たいてい人間としても何度も生まれていて、私たちと同じように、輪廻転生の過程でさまざまな経験をしています。これはA神社の男性の神様が、人間だった時の過去世です。

二人目:過去世で部下だった女性

こちらは神界で、ある職場にいた時の過去世(神社ではありません)。A神社の男性の神様は、この時も男性で、お相手は部下の女性でした。部下の女性が、上司である自分に片思い。恋愛感情を職場に持ち込まれて迷惑したため、部下の女性を追い出しています。部下の女性が残していたエネルギーは、「むかつく」「見捨てられた」「女性への憎悪にとらわれすぎだ」でした。まさにA神社でも繰り返されていたパターンですね。

 

ではA神社の男性の神様が、女性を憎悪していたために作った女性の敵は、いったい何人いるのでしょう。ペンデュラムに聞くと、899人の女性からの怨念が、残ったままになっていました。

皆さんのわだかまりがなくなるように、過去世で孫だった女の子、過去世で部下だった女性、899人の女性の敵からの怨念を、すべて消去。

そしてここで、A神社の神様3名(男性・女性・中性)の関係性も、改善されたと示されました。お一人ずつ意向を確認すると、クリアリング前と気持ちが変わり、全員一致で、またこの3名でやっていくといいます。

男性の神様が当初希望していた、女性と中性の神様に代わる、新しい神様の派遣は不要。人数もこのままで大丈夫とのことで、女性と中性の神様が、A神社に戻られました。男性の神様は、今後、同じパターンを繰り返さないようにすると、おっしゃっていました。


A神社の土地と建物のクリアリングも行った後、T様にご報告しました。T様のご感想です。(掲載許可をいただいております。T様ありがとうございます)

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神界でも、普通に恋愛したりそれでもめたりするんだ、とか、中性の神様がいらっしゃるんだ、とか(人間界でもジェンダーレスな方がいるので、考えてみれば全然不思議じゃないんですけどね)、神様たちの恋愛模様を覗き見ているような気分になりました。

神様にも「遺伝による影響」ってあるんですねえ。魂の父から、ものの見事に女性や恋愛がらみの問題を受け継いでいたし、魂の母からは、児童虐待と愛情不足。これらすべてのエネルギーを消去し、全員の関係性を調整できてしまう、創造主様の杖を使用したクリアリングは、すごい威力です。

神様たちのお気持ちが変わって、再びこの3名でやっていかれることに落ち着き、よかったです。気心の知れた者同士の方が、仕事の連携もしやすいでしょうし、年末を控えて忙しい時期でしょうから、神社が正常に機能してくれるのは大変ありがたいことですしね。3名がいい関係性を築いていかれることを、切に願っております。

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神社のクリアリングについては、いろいろなケースがあるので、また少しずつ、神様の世界のことを、書いていきたいと思います。

2023年05月27日 | Posted in 神社のクリアリングComments Closed 

 

神様たちの恋愛模様(前編)

今回は、クライアントの女性T様のご依頼で、A神社のクリアリングをした時のお話です。(T様とA神社の神様より、掲載許可をいただいております)

・。・。・。T様より・。・。・。

A神社のホームページを検索していたところ、こちらの善神様らしき存在が、コンタクトを取ってきました。戦前の軍人将校のような姿の方が現れ、お話を聞いていただきたい、と伝えてきました。

とても重厚で力強い日本男児といったイメージで、登場された時、ドン!という効果音が鳴ったような迫力があるのですが、それでいて落ち着きのある風情です。

まさかこういう形でコンタクトを取ってくるとは思いませんでしたが、急ぎのクリアリングの依頼の可能性もあるので、もし本当に火急の用件であれば、お願いしたいと思います。

A神社の存在のお話を聞いていただけないでしょうか。

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A神社は、日本全国に存在するA神社の総本社とのことで、山頂に上社、山麓に下社が配置されている神社です。山がご神体となっている神社だと、山の神様と神社の神様が兼任となっている場合が多いので、お伺いしてみると、ここもそうでした。

A神社を担当していらっしゃるのは、3名の神様で、男性、女性、中性が、お一人ずつという構成。T様のところに、戦前の軍人将校のような姿で現れたのは、この3名のうちの男性の神様だそうです。

そこで男性の神様に、何かお困りのことがあるのか聞いてみると、7か月ほど前に、女性と中性のお二人の神様が、出て行ってしまったといいます。残された男性の神様お一人では、仕事が回らず、困っている状態とのこと。

お二人が出て行った原因は、男性の神様に対する、女性の神様の片思い。男性の神様は、仕事に恋愛を持ち込みたくない、秩序を大切にしたいタイプであり、恋愛感情もなかったため、女性の神様からの告白を断ったそうです。中性の神様は、女性の神様に懇願され、放っておけず、一緒に出て行ったようです。

クリアリング前に確認した、A神社の3名の神様のお気持ちは、こうでした。

①男性の神様
仕事を放り出すような神は信用できないので、新しい神の派遣を希望します。

②女性の神様
A神社には戻りたくありません。

③中性の神様
A神社に戻りたいです。ですが仕事を放り出した立場なので、男性の神様が、自分をゆるさないでしょうね。


さて、新しい神様をA神社に派遣するのは簡単なのですが、新しい神様を派遣するにしても、元の神様に戻っていただくにしても、また同じことが起こらないようにするためには、原因のクリアリングが必要です。

男性の神様、自分ではその気がないのに、モテるそうなのです。T様の前に登場した時の、重厚で力強い日本男児といったイメージからも、そんな感じですよね。そのため恋愛問題が、仕事上で繰り返し起きているとのことでした。

そこでこのパターンを解消するために、何をすればよいかペンデュラムに聞いていくと、男性の神様に対する、魂の父母からの影響が大きいことがわかりました。魂の父母とは、最初にその魂を産んだ親のことです。

 

今回はここまで。後編へ続きます。

後編はこちらです。
→神様たちの恋愛模様(後編)

2023年04月30日 | Posted in 神社のクリアリングComments Closed 

 

明治村ってこんなトコ

JUST(ジャパン・ユニバーサル・スピリチュアル・セラピー)創始者の稲垣先生により、私に新しく派遣されてきた、ハイセルフAさんとBさん。二人が人間だった時の、リアルな過去世を知るきっかけになった、愛知県犬山市の明治村への旅。

とても素晴らしい所でしたので、明治村が後世までずっと残っていくことを願い、まだご存知ない方のために、紹介しておきたいと思います。

今回は、スピリチュアルな話はお休み。
旅ブログとなりますが、よろしければお付きあいくださいませ。

 
森鷗外・夏目漱石住宅

明治村の存在を知ったきっかけがこれでした。
夏目漱石が住み、「吾輩は猫である」を執筆した、通称「猫の家」。

東京都内を漱石の足跡を辿って散歩していた時、文京区にある「夏目漱石旧居跡」の石碑に書かれていたのが、この家が明治村に移築保存されているという文面で、「本物が残っているなら、いつか見に行きたい!」と。

それから11年が経ち、念願叶った今回の愛知県犬山市の旅なのでした。


旧制第四高等学校の物理化学教室(上)と武術道場(下)
(石川県金沢市から)

明治村には、当時の本物の建築物しかない。模型ではない。
それがすごいことであると同時に、本来のあり方だと思うのです。

旧制第四高等学校同窓生だった谷口吉郎さん(明治村初代館長で建築家)と土川元夫さん(元名古屋鉄道株式会社会長)が、昭和40年、愛知県犬山市に創設したのが明治村。

日本の歴史を知る中で、どうして鹿鳴館の現物は残っていないんだろう、見てみたかったのに、と感じたことがあった私。

そうしたら、明治村ができたきっかけが、谷口吉郎さんが、鹿鳴館が取り壊される様子を、山手線の車中から見て残念に思ったことだったと知り、ますます明治村に心ひかれていきました。

金沢出身の谷口さん。だから四高をはじめ、明治村には金沢から移築されているものがいくつかあり、同郷の私は、それを見ることも大きな楽しみのひとつでした。



金沢監獄(石川県金沢市から)


金沢監獄の真裏のアパートに住み、作家生活をスタートさせた五木寛之さんが、金沢監獄のことをエッセイに書いています。金沢にはもう残っていないけれど、明治村で見ることができました。



旧帝国ホテル(東京都千代田区から)

圧倒的な美しさに、ため息の連続!

大正12年竣工。フランク・ロイド・ライト設計。昭和43年に、新本館建設のため解体。関東大震災にも東京大空襲にも耐えたホテル。

明治村への移築だけでも、十数年の歳月がかかっているようです。中央玄関部分だけとはいえ、喫茶室もあり、十分に当時の空気感と歴史的な重みが伝わってきました。


その他、ほんの一部ですが、抜粋で紹介しますね。


聖ザビエル天主堂(京都市中京区から)

 


高田小熊写真館(新潟県上越市から)

 


西郷従道邸(東京都目黒区から)

東京の代官山駅近くにある、西郷山公園の名前の由来ですね。
西郷隆盛の弟、西郷従道が建てた住宅のうち、接客用に設けられた洋館。

実際の家具は残っていなかったので、イメージとのことですが、黄色い椅子は鹿鳴館にあったものだそうです。

 


幸田露伴住宅(東京都墨田区から)

 


京都市電(国内最古の路面電車)

 


半田東湯(愛知県半田市から)

 


西園寺公望別邸(静岡県清水市から)

 


宇治山田郵便局舎(三重県伊勢市から)

 


隅田川新大橋(東京都中央区から)

 

68個の建造物、2日かかって、なんとか全部みました。
行ってみようかなと思うきっかけに、少しでもなればうれしいです(^^♪

明治から大正、昭和へと、激動の歴史の中を生きてくださった多くの方々のおかげで、今の日本があると思うので、感謝を忘れず、今、この時代を生きていきたいですね。

 

明治村公式サイトはこちら
https://www.meijimura.com/

2023年03月31日 | Posted in Comments Closed 

 

ハイセルフBさんと明治村

JUST(ジャパン・ユニバーサル・スピリチュアル・セラピー)創始者の稲垣先生により、私に新しく派遣されてきた、ハイセルフAさんとBさん。ハイセルフAさんが、太平洋戦争開戦時および終戦時の日本の外務大臣であった東郷茂徳さんの生まれ変わりだったことがわかって驚いたというのが、前回の内容でした。

(前回のお話はこちらをどうぞ)
→ハイセルフAさんと明治村

さて今回は、ハイセルフBさんのお話です。旅の予定があった、愛知県犬山市の明治村との相性を調べてみると、ハイセルフBさんも、ハイセルフAさんと同じく、明治村に対するポジティブ0%、ネガティブ100%、波動が左回り超特大(マイナス)でした。またしても、「明治村は、嫌だ嫌だ~」とでも言っているかのように、ペンデュラムがグルグル、左に思いっきり回るではありませんか。

「あら、ハイセルフBさんも、明治村がダメなの?」
「ハイセルフAさんと一緒に、太平洋戦争に関わっていたのですか?」
そう聞く私に、違いますとハイセルフBさん。

「では明治時代に、人間として、生きていましたか?」
答えはイエスでした。

「その時、日本人でしたか?」
この答えもイエスでした。

「インターネットで検索したら、ハイセルフBさんのお名前は、出てきますか?」
答えはイエス。

ハイセルフAさんが戦争がらみだったので、Bさんも、もしかしてと思った私は、こう聞いてみました。

「日露戦争に関係がありますか?」
ペンデュラムの答えがイエスを示します。

ハイセルフAさんのリサーチで、多少慣れていたとはいえ、またも予想を超える展開に、「うわあ、どうしよう」と思いながら、日露戦争を検索。日本とロシアにわかれて並んでいる、指導者・指揮官リストを、スマートフォンの画面に表示させました。日本側には、明治天皇を筆頭として、桂太郎さん、大山巌さんなど、計13名の名前が並んでいます。

「このリストの中に、ハイセルフBさんご本人はいますか?」
はい、とハイセルフBさん。

起こっていることが信じられず、だんだん冷静さが失われてきた私。2年前に、司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」全8巻を1年かけて読破していたので、リストの人物像が、ハイセルフAさんの太平洋戦争のリサーチの時よりも、リアルに感じられたのです。

そのため「この方だったらいいな」と願望が出てきてしまいそうになり、「いや、JUSTをやるのにそれじゃダメでしょう」とすぐに自分で打ち消し、まずはしっかりエゴを取らなくては、と答えを出す前にクリアリングです。

13名の中に過去世で相性の悪い方がいたら、答えが狂ってしまう可能性もあるのでチェック。エゴ0%、中立度100%になるように、自分自身をととのえます。心を落ち着かせてから、とはいえやはりドキドキしながら、ハイセルフBさんがどなたなのかを尋ねました。 


ペンデュラムが示したのは、「坂の上の雲」に出てくる多くの登場人物の中、主人公ではありませんが、私が一番、心をひかれていた人物でした。

日本のために心身を尽くし、日露戦争が終わった翌年、燃え尽きるように急逝。地位や名誉に執着せず、私利私欲がなく、ひたすら国のことを思って行動する、器の大きなその生き方に胸を打たれ、読後もずっと心の中に残っていました。「この方だったらいいな」とかすかに頭をよぎった、まさにその方だったのです。

ご本人(生まれ変わって、今、ハイセルフBさん)から、過去世でのその名前をきちんと書くように指導されたので、ハイセルフAさんの話と同様に、私のスピリチュアルな体験談として、ここでお伝えすることにしました。

ハイセルフBさんは、児玉源太郎さん。明治時代の陸軍軍人、政治家。陸軍大臣、陸軍大学校長、内務大臣、文部大臣、台湾総督等を歴任。日露戦争の前線に赴くため、内閣総理大臣に次ぐ地位であった内務大臣の職を辞し、自ら降格して参謀本部次長に就任。満州軍総参謀長として満州に渡り、日露戦争の勝利に貢献。

これはハイセルフAさんの時と同じく、児玉源太郎さん個人だけでなく、日露戦争全体のクリアリングが必要ということですね、と聞くと、その通りです、とハイセルフBさん。

日本人とロシア人がお互いにゆるし合えるように、日露戦争当時の双方の敵意などネガティブエネルギーを消去。未成仏の方たち、土地への影響。現在の日本とロシアの関係性に対しても、今後、平安へ導く人物を生み出せるように。もろもろを、JUSTの新手法「創造主様の杖」を20時間使い、クリアリングしました。

明治村に対するハイセルフBさんの波動も、右回り超特大(プラス)、ポジティブ100%、ネガティブ0%になりました。


日露戦争を終結させる「ポーツマス条約」が締結された際に使われていたテーブル
明治村の旧帝国ホテル内にて常設展示

 

でもなぜ、このような方が私に派遣されてきたのか。うれしいと同時に、事態が把握できず、いろいろ質問してみたところ、さらに驚く答えが返ってきました。

児玉源太郎さんの魂が、ハイセルフとして私を担当してくださることは、今回、私が生まれる前の転生間で、青写真として計画されていたことだったそうです。そして私は、日露戦争のクリアリングを行うと、約束していたとのこと。

日露戦争の時、私自身は、ロシア人として生きていたことが、以前からわかっていました。女性だったので、戦争には参加していませんが、日露戦争のことは、気になっていました。クリアリングをすることは、過去世で同じ時代を生きていた私にとっても、ごく自然なことでした。

「ハイセルフAさんの派遣と太平洋戦争のクリアリングも、青写真だったのでしょうか?」と聞くと、そうではなく、ハイセルフBさんの件だけが、決まっていたといいます。

ハイセルフAさんとBさんと私は、過去世で家族だったことも、何度もあるそうです。ハイセルフAさんは、北川家に生まれたこともあり、ご先祖様にあたることも発覚。歴史に名前の残るお二人が派遣されて、緊張していましたが、過去世で家族だったと聞いた瞬間、親しみがよみがえったような、安心感に包まれました。

出会った時から驚かされっぱなしの、新しいハイセルフAさんとBさん。ここまでで、すでにキャパシティー満杯になっていた私に、後日、さらなる驚きが待っているとは、この時はまだ、想像もしていませんでした。

2023年02月28日 | Posted in My Life StoryComments Closed 

 

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