ハイセルフAさんと明治村

JUST(ジャパン・ユニバーサル・スピリチュアル・セラピー)創始者の稲垣先生により、私に新しく派遣されてきた、ハイセルフAさんとBさん。二人がともに、神界でJUSTコンサルタントを始めたばかりだったという経歴に驚いた私。でもその驚きは、ほんの序の口に過ぎなかったのです。

(ハイセルフ交代となった前回のお話はこちらをどうぞ)
→神界のJUSTコンサルタント

ハイセルフ交代の2週間後に、愛知県犬山市の明治村へ旅の予定があった私は、ハイセルフさんと旅行先との相性調整をすることにしました。 

旅に出かける時は、その土地との相性や、土地そのもの、宿泊先や交通機関など、クリアリングしてから、行くようにしています。どなたでもそうなのですが、やはりご縁のある土地、何かクリアリングが必要な場所に呼ばれることも多いので、なるべく行く前にきれいにしておくと、楽しい旅になる確率が上がります。

自分自身の調整は、交代前のハイセルフさんの時に終えていたので、新しいハイセルフの二人をチェックです。

さてハイセルフAさん。明治村に対して、ポジティブ0%、ネガティブ100%、波動が左回り超特大(マイナス)ではないですか。まるで「明治村は、嫌だ嫌だ~」とでも言っているかのように、ペンデュラムがグルグル、左に思いっきり回ります。

何がダメなのかしら?と、博物館明治村の公式サイトから入手した、明治村の村内地図を見ながら、68個の建造物の中に、因縁のある建物があるのか、聞いてみました。

すると「帝国ホテル」と、示します。

大正12年竣工。フランク・ロイド・ライト設計。昭和43年に、新本館建設のため解体。関東大震災にも東京大空襲にも耐えたホテル。存続を訴える大規模な反対運動が起こったそうですが、老朽化問題と、都心の一等地を占有する巨大な建造物の客室数がわずか270室では話にならないということで、閉鎖され、中央玄関部分のみ、明治村に移築されています。明治時代の建造物が多い中、大正時代の竣工ですが、明治村を代表する最大の建物です。 

 
旧帝国ホテル 中央玄関/愛知県 明治村

 

「え、帝国ホテルがダメなの?」
それでは明治村に行っても、ハイセルフAさんは楽しくないわよね、と思いながら。

「過去世で、創業や建築に関わっているとか、働いていたとか?」
そう聞く私に、違いますとハイセルフAさん。

「では、帝国ホテルのお客さんだったとか?」

これが正解でした。この時代に、人間として、生きていたということですね。ここでふと、以前観た、旧帝国ホテルが出てきたテレビ番組を思い出した私は、こう聞いてみました。

「もしかして、東京裁判に関係がありますか?」

東京裁判(極東国際軍事裁判)の時に、戦勝国11か国から集まった判事たちが泊まっていたのが、帝国ホテルだったのです。答えはイエスでした。 

「この時、ハイセルフAさんは、日本人、外国人、どちらだったの?」

日本人だったというので、まさかと思いながら、次の質問をする私。

「東京裁判で裁かれた人物の中に、ハイセルフAさんがいるの?」


ペンデュラムの答えはイエス。

旅行のためのクリアリングをしようと気軽な気持ちでいた私は、予想外の展開に驚きながらも、東京裁判で起訴された被告人一覧表をインターネットで検索、28名の中から、どなたがハイセルフAさんなのかを特定しました。

「ご本人なのですか? 妻とか子どもとかではなく?」
念のために、聞いてみる私。しっかりご本人でした。

ご本人(生まれ変わって、今、ハイセルフAさん)から、過去世でのその名前をきちんと書くように指導されたので、私のスピリチュアルな体験談として、ここでお伝えすることにしました。

ハイセルフAさんは、東郷茂徳さん。太平洋戦争開戦時および終戦時の日本の外務大臣。東京裁判にかけられ、禁錮20年の判決。獄中で心臓病が悪化、転院先で病死。

東郷茂徳さんのことを、私は知らなかったため、その時、調べていくうちに、ドイツ人女性と、帝国ホテルで挙式していたことがわかりました。

だから、帝国ホテルがダメだったのですね。結婚式当時だけでなく、この生涯がオーバーラップするのでしょう。

これは東郷茂徳さん個人だけでなく、太平洋戦争全体のクリアリングをした方が良さそうですね、と聞くと、そうですね、とハイセルフAさん。

太平洋戦争を体験したつらさが魂に刻み込まれていた方、この戦争が作ったネガティブなエネルギーや土地への影響。もろもろを、JUSTの新手法「創造主様の杖」を7時間使い、クリアリングしました。


旧帝国ホテル内/愛知県 明治村

明治村に対するハイセルフAさんの波動も、右回り超特大(プラス)、ポジティブ100%、ネガティブ0%になりました。明治村に行くのが楽しみになった、とハイセルフAさん。私も、どんな所でハイセルフAさんが結婚式をあげたのか、実際に見られるのがうれしくて、まさかこんな旅になるとは思ってもみませんでした。

でもなぜこのような方が、私に派遣されてきたのか? 頭の中が、疑問符だらけでした。ハイセルフの具体的な過去世での名前を知らされたケースは、これまでなかったので、今回は知る必要があってのことだと思うのですが、それにしてもびっくりです。そしてこの後、新しいハイセルフBさんには、もっと驚かされることになるのでした。

 

ハイセルフBさんの話はこちらです。
→ハイセルフBさんと明治村

2023年01月31日 | Posted in My Life Story | タグ: , , , , , , , Comments Closed 

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